筋を通すことの大切さ

query_builder 2017/11/02
時事問題編

10月22日に衆議院選挙が行われました。理不尽な解散と映りましたが、野党の分 裂、小池都知事の失言、更には超大型台風の影響で、投票率は過去2番目の低さとい うことも幸いして、自民党大勝、安倍政権の継続となるようです。


私は長女の結婚式の為、宮古島(10/19~22)を訪問しており、前週の内に 不在者投票を済ませておりました。日頃の晴れ男振りが如何なく発揮され、台風が真横を 通過したにもかかわらず、初日の 19日は晴れ、20日の結婚式と披露宴も風は強いも のの、晴れ。21日は強風に曇りと小雨状態が断続的に続き、22日は晴れました。沖 縄と九州、本州では大雨と聞いていたので、申し訳ないなと思いつつ、宮古島を親戚一同 楽しませていただきました。


伊良部大橋【写真④】を渡り、ご当地(伊良部島)で有名な「民宿まるよし」で、大食 漢で鳴らす私の兄と義弟【写真①②:王将の餃子10人前などペロリの大食いです。】が 名物のジャンボかつカレーを完食、完食証(があるんですね)を授与されました。因みに私は 前回訪問時で無理と分かっていたので普通サイズ【写真③】にしましたが、これでも通常の 大盛サイズでした。初日以降は雨との予報でしたので、その後夕方にシギラリゾートの海岸 【写真⑤⑥】でシュノーケリングを実施。またもやウミガメに遭遇【写真⑦】です。


22日は19:50発の飛行機予定でしたが、JALからの連絡で、搭乗予定の飛 行機が欠航とのこと。沖縄経由に急遽変更して、予定より早めに無事帰宅できました。その 日は深夜に至るも選挙報道ばかりでしたが、報じられるのは野党第一党が立憲民主党で あることがメインでした。

「小池・希望の党」は結党当時の、イデオロギーの違う人を「排除する」という、上から目線 の不適切な発言によって、また自身の不出馬によって、当初マスコミはじめ国民が期待した 求心力を失い、失速していきました。この発言により、政権批判の受け皿としての党の<ブラ ンディング>に失敗してしまいました。もし期待されたパフォーマンスを演じることができていれ ば、今頃都知事を誰かに譲り、野党第一党となって次期首相の座を狙う存在になっていた でしょう。


リーダーは常にものの言い方には注意する必要があります。驕りがあると上から目線で発 言することになります。そうなると、人は受け入れません。そもそも人は頭を押さえつけられるこ とを本能的に嫌います。7月の都議会選挙で小池氏の都民ファーストを支持した民衆は今 回彼女を支持しませんでした。その結果が東京都で1議席となってしまったのです。


これも私の持論である「損得勘定」を政治に持ち込んでしまったからでしょう。前回の選挙 で勝利した要因をきっちりと検証しておれば、小池氏自身の振る舞い方にも工夫があったこ とでしょうが、残念ながら工夫は感じられませんでした。政治には「迷い票」がつきものです。こ の迷い票をいかに自分に向けさせるかが重要ですが、それが出来なかったようです。


「排除」のように排他的で、上から目線な表現ではなく、「自身の政治信条に基づいて ご判断いただき、是非希望の党にお越しいただきたい・・・。」と発言していたら、もう少し敵 対勢力を弱め、マスコミを敵に回すこともなく、前原氏に説得された枝野氏はじめ立憲民主 党に走ったメンバーを押さえることが可能であったかと思われます。


「勝って兜の緒を締めよ」は連合艦隊解散の辞で司令長官の東郷平八郎元帥が読まれ たものが有名です。


「連合艦隊はここに解散することになった。しかし海軍軍人の責務はけっして軽減するも のではない。この戦役の収果を永遠に生かし、ますます国運の隆昌を保つには平時、戦 時を問わずその武力を保全し、いざというときに対応できる覚悟がなくてはならない。武力 といっても艦船兵器のみにあるのではなく、これを活用する無形の実力にある。百発百中 の一砲は百発一中の敵砲に対抗し得ることを覚えれば、軍人は武力を形而上に求める 必要はない…」(要旨)


最後に「古人曰く、勝(っ)て兜の緒を締めよ


小池氏に、謙虚さと、もう少し多方面での歴史認識がおありであれば、違った展開になっ ていたと思われますが、残念でした。企業経営者と違い、イメージが大切な政治家としては、 今回の選挙は致命的であると思われます。今の政治に対して、国民は安倍自民党に代わ る存在が感じられないから、やむを得ず自民党を支持している状態ではないでしょうか。若者 は安倍政権で株価が3倍近く上昇し、就職も劇的に向上、GDPは50兆円以上アッ プと具体的に評価しています。


政治の世界は怖いです。インタビューされたその場で適切な発言をしなければいけません。 即答できなければ叩かれます。その点企業経営者の場合、公の立場ではありませんので、そ こまでの緊張感は伴いません。 一方で社員さんは一般大衆やマスコミのように厳しい言葉 を発することができません。ここは経営者が忖度【忖度:相手の気持ちを押し測ること】する 必要があるのです。


「人の振り見て我が振り直せ」 とは昔からよく使われてきたフレーズです。今回の一連の 政治パフォーマンスから、何を学ぶかで、その後の人生が大きく変わってきます。「筋を通すこ と」は、一見地味で報われないように感じます。しかしながら、この筋を通すことのできる人は 言行一致の人が多く、人生において最も大切な、周囲からの尊敬(リスペクト)を得られる のです。このリスペクトさえ得られれば、その後の人生は大きく飛躍していきます。それが成功 者の研究で判明してきた法則のように感じます。私も今後の人生で、筋を通していきたいと 思います。

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