中国が始める外国人「ABC ランクづけ」制度!?

query_builder 2017/02/22
時事問題編

外国人を選別する極めつきの制度が、4月から始まります。北京でも上海でも、日 本人駐在員たちは、前代未聞の措置に右往左往。私の長男も中国に強いといわれる 商社に昨年から勤務しておりますが、将来が思いやられます。 今回のランク付けによって日系企業の現地法人社長も国外追放対象になりそうで す。


駐在員ビザ取得要件として、①エイズ検査のパス、②無罪証明書の提出に加え、 ③駐在員「A,B,C」ランク付けが始まります。それは、来年4月1日から、中国に居住す るすべての外国人を、A ランク(ハイレベル人材)、B ランク(専門人材)、C ランク(一般 人員)に3分類するというものです。(2016.11 月に外国人の管理を担当する国家外国 専家局の「外国人来華工作許可工作小グループ」が、世界に例を見ない制度を突然、 発表しました。) 「Aランクの外国人は、居住地域に明るい未来をもたらす優秀な人材のことで、居 住を奨励する。Bランクの外国人は、国内市場の需給や発展に応じて増減させていく 人材のことで、居住を制御する。一方、Cランクの外国人は、臨時的、季節的、及び技 術を伴わないサービス業などに従事する外国人で、今後は国家政策に基づきながら、 居住を厳格に制限していく」というもの。 現在中国には 2 万社を超える日系企業が進出していますが、犯罪行為や買春行 為をした結果の追放はありましたが、今後は自己のバックボーンの水準が不足という ことで国外追放の可能性が出てきました。 中国政府が出した評価基準とは、加算方式の120点満点で、85点以上ならAラン ク、60点から84点まではBランク、そして60点未満がCランクに分類され、50代後 半の駐在員は、40代前半の駐在員の3分の1しか価値がない存在とみなされるよう です。また、「フォーチュン500強」に入っている企業の駐在員ならば、「5点」が加算 されるというが、「2016年版」で、日本企業は52社のみ。同様に、「大学ランキング1 00」に入っている大学の卒業者も「5点」が加算されるそうですが、今年のランキング で、日本の大学は、東大、京大、東工大、阪大、東北大の5校しかランクインしていな いようです。日本の私立大は0点となります。 現在の中国政府の考え方は、「日本人不要論」が明確なようです。 歴史の直視とよく言われますが、第二次世界大戦や大東亜戦争における戦勝国の 都合のいい歴史観ではなく、事実を直視した「歴史観」を持ち続けることが必要となっ てきます。間違っても中国にとって都合のいい歴史観に振り回されないことが重要で す。 「恩に報いる」という発想は中国やその影響を強く受けた韓国、北朝鮮は持ち合わせていないようです。 下記の発言は中国共産党員の考え方を如実に表しています。 「1972年に中日が国交正常化して以降、長い間、両国関係は、中国が日本を必要 とする時代が続いた。そのため両国関係の主導権は、常に日本側にあった。ところが いまや、中日関係は、日本が中国を必要とする時代に変わったのだ。たしかに日本 企業が持っている最先端技術は、いまも変わらず貴重だが、それらのほとんどは欧米 企業とのビジネスで代替可能だ。われわれがいま、日本からどうしても欲しいのは、 高齢化社会に関する知見くらいのものだ。逆に日本企業にとって、14億人の中国市 場は死活問題だろう。 それなのに、日本人はいまだに、1980年代のような発想で両国関係を考えている。 来年4月からの外国人の3分類も、今後は中国が主導権を取って、来てほしい外国人 にのみ来てもらうということだ。われわれはもはや、パンダではなく竜になったのだ」 付き合う人の人間性は大切です。同様に付き合う国の基本思想を理解することは 大切です。 今後我が国の基本姿勢の中で、約束を忘れる国、感謝をしない国、恩を忘れる国、 要は利己的な国との付き合いを徐々に縮小していき、フェードアウトしていくことが、 国益に適うでしょう。

NEW

  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉝

    query_builder 2022/06/10
  • そこに愛は在るんか?❷

    query_builder 2022/06/10
  • 国民の幸福な老後の実現とは!?

    query_builder 2022/05/10
  • プーチン政権の衰退からみる、我が国の在り方とは?!

    query_builder 2022/05/10
  • ”パワーハラスメント”外部相談窓口の設置はお済ですか?

    query_builder 2022/04/08

CATEGORY

ARCHIVE