墓参りと靖国神社御霊祭り

query_builder 2014/08/22
時事問題編

今年の5月18日に、高野山の麓、和歌山県伊都郡九度山町九度山に墓参りに行 ってまいりました。 この通信の昨年8月号で、『靖国神社の役割とは?』とのタイトル で掲載させていただきましたが、岡家の墓の周辺には、40年くらい前までは戦死され た元軍人さんのお墓が至る所にありました。 ところが5年前に訪問したときに気づいたのは、下記の写真の通り、供養する親族 が死に絶え、無縁仏として追いやられた戦死者のお墓が如何に多いかということでし た。 恐らくこの現象は、九度山町だけのことではなく、全国至る所で見られる現象で はないでしょうか。 我々人間には「肉体の死」と「存在の死」の2つがあります。歴史 に名を遺した偉人は、肉体の死を迎えていたとしても、その存在は我々の心の中に生 き続けます。従って未だ「存在の死」は迎えていないのです。 ところが、20~30代で召集され、戦死された方々の遺族は通常はその親・兄弟と なりますが、多くの戦死者の魂は、今、「存在の死」を迎えようとしています。 我が国 と国民のために心ならずも戦場に往かれ、亡くなられた兵士の方々の魂に感謝し、祀 ることは、我々後世に残る者 の務めとして当然のことでは ないでしょうか。 今全国で 見られるこの忘却された戦 死者の御霊を遺族に代わっ て祀っていただける有難い 存在、これが靖国神社です。 先日7月14日の夜、靖国神社の御霊祭りに行ってまいりました。 靖国神社の御霊祭りは、日本古来のお盆にあたる、7月13日から16日までの4日 間、国のために尊い命を捧げられた英霊を慰める行事として、昭和22年(1947年)に 始まり、毎年開催されています。 現在では、靖国神社の夏の風物詩として親しまれ ており、毎年30万人の参拝者が訪れるようです。 御霊さま、ご先祖さまが幽冥にて楽しく暮らして頂けるよう、また、私たち現世の子 孫を見守って下さるようにお祀りするのは、仏教で言えば先祖供養という言葉になり ますが、神道では先祖祭祀といいます。それは飛鳥時代、552年(欽明天皇13年)の 仏教伝来以前からの日本人の伝統です。その先祖祭祀のお祭りをすることを「みたま まつり」といいます。 神道においては、人は死後に幽冥(ゆうめい)に赴き、そこで暮らして自分たちの子 孫、そして日本の国を見守る守護神となります。また、熱心にご先祖さまをお祀りす ればするほど、ご先祖さまが自分たちを守ってくれる力が増すといわれています。 御霊祭り開催中の靖国神社参道では、多くの若者でまっすぐに歩くことが出来ませ んでした。日本人だけではなく海外の方々も数多く見られました。 多くの若者達にと っては、単にお祭りに参加する感覚であったり、カップルにとってはデートの目的とし てにぎやかな夜店を目指してやってきているのでしょうが、私の見たところ1/5くらい の若者は拝殿の前の賽銭箱にお金を入れ、真剣にお祈りをしていました。 参拝者の 過半数は20代~30代であり、中高年は少数派でした。 今どきの若者も捨てたもの ではないなと思いました。 (舞台で歌っているのは往年の美女、歌手の あべ静江さ んです:書を奉納されたそうです。)

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