ユーロの危機

query_builder 2012/01/28
時事問題編

米格付会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は 1 月 13 日、最上位である「トリプルA」のフランス、オーストリアを含むユーロ圏9カ国の国債格付けを引き下げたと発表しました。


 ユーロ経済圏は現在ドイツの一人勝ちであり、ドイツが保証することによって維持されているようなものです。今年はギリシャに始まり、ポルトガル、キプロス、マルタ等地中海沿岸のシエスタ制度を導入している国が経済危機を迎えるでしょう。11月号でも申し上げましたが、労働することに多くの価値観を見出す国は今後も成長していくでしょう。人類の歴史の中で働かなくても生きていけた時代などローマ帝国等のように一部の例外を除いて殆どありません。むしろ国民が働かなくなった国はその後早い段階で滅亡しています。



経済の成長曲線は上昇傾向にある場合は急に下方にカーブを描くことはなく、しばらく上昇し徐々に失速していきますが、働かなくなった国民の労働品質は急激に下方 に下がっていきます。ここに少し余裕が生まれ、働かなくても豊かさを享受できるとの 錯覚が生まれます。 多くの先進国が労働時間を短縮しましたが、この曲線のタイムラグを読み間違えたのです。その良い事例が上記に上げた国々の経済の凋落です。現在の我が国の場合はまだ取り返しがきくような気がします。早期に国民の労働品 質の向上に努めていくことが肝要です。企業経営者の皆様はこのことに早く気が ついていただきたいと思います。そして社員の労働品質の向上のための仕掛けを行ってください。


 弊社も今後労働品質向上のセミナー・研修を積極的に行ってまいりますので、ご期待ください。

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