出処進退

query_builder 2011/06/28
時事問題編

戦後歴代首相退任理由一覧表

 日本の歴代の首相の退陣劇を振り返ってみますと、今回の民主党菅政権のような 哀れな退陣劇はこれまでもありました。 海外メディアから SEX スキャンダルと報じら れた宇野宗佑氏、リクルート事件の竹下昇氏、神の国発言の森喜朗氏etc・・・。 ところが今回の菅氏の場合、かなりいただけない状態です。 何といっても過去の歴 代首相と比較して、突出して見苦しいのです。


 民主党代議士会での演説で辞意を表明し、それを受けて民主党の政治家たちは 不信任案の否決に回りました。 のど元過ぎれば熱さ忘れるということなのでしょうか。 その後の夜の記者会見で、菅氏は直ちに辞めない旨、明言しました。 菅首相が民 主党の代議士会で口にした発言は、 「震災対策、原発対策に一定のめどが立った 段階で若い世代に責任を引き継いでいきたい」でした。 この場合期日がはっきりしな いわけで、このような曖昧な表現を一国の主である首相が行い、前総理が「ペテン師 だ!」(ご自分のこれまでの発言は棚に上げておいて・・・・)、「男として、人間としてあ るまじき行為だ!」、「国難を乗り切れない!」 と不信任案に同意していれば良かっ た旨記者会見で答えている姿を見ても極めて見苦しいのです。


菅氏は、信じられない朝令暮改を行って不信任案否決を確保し、子供騙しの論法で 党内の議員を翻弄しました。 もう何でもアリの状態です。 この見苦しさに私だけで なく多くの国民ががっかりし、今後もう菅氏、鳩山氏だけでなく、民主党自体が国民か ら或いは諸外国から相手にされなくなってしまうのではないかと流石に心配になります。 人は己の器以上の地位にいると様々な難題が降りかかってくるものです。 地位が人 を育てるという言葉がある一方で、その難題に能力的に対処できない人も出てきます。 その際、引き際が見事な人は後々復活してくるものですが、今回の菅氏の最悪の出 処進退はビジネスの世界にいる我々にも多くの教訓を与えてくれています。


JCの広告をもじって下記のような面白い言葉が密かにはやっているようです。

「辞める」 と言ったのに、居座る。 「止めた」 と言うけど、 肝心なときは動か す。 聞き違いでしょうか。 いいえ、菅直人首相だから・・・ だそうです。


 日本人の生き方から美しさを奪ったら何が残るのでしょうか。 近隣の特定国を除 けば、アジア、アフリカ諸国での日本に対する好感度は90%を超えています。 努力 を惜しまず、勤勉で、正義感が強く、多くの援助を与え続けてきた我が国に対し、感 謝と賞賛の気持ちをもって接してくれている多くの国があります。 東北の大震災の時 にもその評価は大きく上がりました。 原発反対の国民投票が行われたイタリアから は、「あの科学技術の優れた日本でさえ、原発事故を防止できなかった」と別な意味 で評価されています。 我々は是非もう一度 「美しい生き方」 を身に付けていくべき ではないでしょうか。

NEW

  • 負け戦の要因と虚偽報告‼

    query_builder 2021/07/23
  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉗

    query_builder 2021/10/23
  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉖

    query_builder 2021/09/23
  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉕

    query_builder 2021/08/23
  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉔

    query_builder 2021/06/16

CATEGORY

ARCHIVE