会社は誰のためにある

query_builder 2010/01/06
時事問題編

 タイトルの「会社は・・・・」は企業買収がはやったときによく話題にされるフレーズです。 本当にそうでし ょうか? いつも感じることですが、何も欧米の、特にアメリカのルール(アメリカン・スタンダード)を受け入 れる必要はないのではないでしょうか。

 中国なら一言、「内政干渉である」で済ませることが多いです。

 以前中国がアメリカの石油会社を買収しようとしたとき、アメリカは法律を変えて阻止しました。「国益」を 優先したわけです。 国家は常にこの「国益」の観点から判断を求められるのが当然ですが、今までの日本 を見ておりますと、まるで弱みを握られているのではないかと疑いたくなるほど、他国の国益にそうようなこ とばかり行われてきたような気がします。

 「国民主権という言葉」は、我が国のように投票率も低く、祖国愛の育ちにくい、未成熟な状態の国では 少し怖さを感じます。過去の歴史をみると国民の生活を豊かにしているときの政権は支持され存続してき ていますが、国民を苦しめ、搾取してきた政権、権力の座を維持することが目的となった政権は存続しえな いことがはっきりとしております。


 過去の政権を見ておりますと、近代史では昭和の時代の軍部、そして江戸末期の幕府等、国民の生活と 国益を優先せず、現代の官僚のように省利・省益にこだわり、自己の地位保全を図る者がはびこると、個人 個人はいくら優秀であっても国は滅んでいきます。

 さて、会社の運営に目を向けていきますと、やはり、会社は社長とその家族と、社員のものではないかと 感じます。 「株主だ!」という人が実際に株主にいるなら、早急にその株を買い戻して、健全な状態にする べきです。  私が昔憧れていた、吉本興業も上場廃止(TOB中)に向けた動き(2012年5月現在TOB完了済)をし ております。 会社経営を投資・投機と考える資本家から、経営と社員+芸人?の生活を守るための経営 判断ではないかと考えます。(現実は様々な内紛等あり一言では語れませんが。)

 どんなに利益を上げている会社も、長期的に見れば、社員の育成に手を抜いていると、衰退していきま す。当然ビジネスには創業期~成長期~成熟期~衰退期 があり、現状がどの位置かによって戦略が変 わってきますが、どの時期においてもやはり社員育成は重要です。また一朝一夕に育成できないのが社員 です。

 私はよくセミナーで、「守るべき規範(就業規則)」がなければ国は治められないと申し上げています。 これをしっかりと作りこんでいくことで、社員はどこまでが自分たちの「権利」で、どこからが自分たちの 「義務」であるかを理解します。 またこの規範を作りこむことで「変化に対応」していくことが会社と社員にと って最重要であるということを理解します。

 この段階を経ますと、次に「会社は誰のためのものか」といったことについて、具体的な刷り込みの時期 に入っていけます。“今働いているこの場所が、自分の生活と夢のために存在する”ということが理解でき れば、多くの社員は能力を発揮してくれます。


 昔読んだ鈴木健二の「気配りのすすめ」にあったことばで、「社長の愛が、社員の忠となって、親の愛が、 子の孝となって返ってくる」・・・が印象的でした。まさに、祖父がよく言っていた「情けは人のためならず」です。(私は幼少のころは誤って解釈しており、人に情けをかけるとその人のためにならないと思っておりまし た。本当の解釈は、人に情けをかけると、      

その人から直ぐに返えってこなくても、いずれ形を変えて返ってくるということです。)

 そのあとは、経営計画作成であったり、社員教育、幹部社員教育、マーケティング、パート教育、賃金制 度改定、評価制度作成、多角的展開、M&A、相続・事業承継、定款変更、キャッシュフロー改善といった 重要課題の解決に入っていけます。 まずは社長と社員の皆さんのベクトル合わせが重要です。


(2010年1月/2012年5月改定)

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