秘湯の旅① [真夏のバイクツーリング編]

query_builder 2021/11/10
ヒーリング編

今年の夏は、“暑い、とにかく暑い”夏でした。

そんな暑い夏の連休(7月23~24日)に、涼を求めて山奥の秘湯へ、バイクツーリングに行ってきました!

連れ合いは例によって、高校・大学の同期の『ミスターK氏』です。まめな彼が探してきた場所は、「日本秘湯を守る会」登録の<奧白布・吾妻屋旅館>という山形県米沢市の山中にある秘湯中の秘湯でした。(標高1126mの場所にあるそうで“いいふろ”だそうです。)

山形県米沢市大字関湯の入沢行きの集合時間は10時、東北道の羽生SAです。既に33℃超の真夏日で、大汗かきの私にとっては地獄の気温で、暗いうちに出発したかったです。距離が中途半端な330km(写真①)なので、到着後すぐの入浴を目指す我々にとっては、集合時間で調整するしかありません。

途中黒磯板室ICで高速を降り、お客様の「那須○○」様の事務所前を通過して、昼食。その後一般道で、猪苗代湖経由で山道に入ります。猪苗代湖の湖水はきれいな透明で、冷たそうでした。時間があれば湖水浴をしたかったです。

道中常に雄大な磐梯山が視界にあり、ツーリングの醍醐味を満喫しました。そこからは酷道を抜け五色沼を超えて檜原湖畔の道を快適に通過しました。記憶が少し曖昧なのですが、確か高2の修学旅行が会津方面で、五色沼周辺と磐梯山の登山をした覚えがあります。寒い時期(10月?)で、当時体力には相当自信がありましたが、結構辛かった記憶がよみがえってきました。それが、バイクではスイスイ進んでいけます。有難いですね、バイク。あとでK氏に聞きましたが、彼は全く覚えておりませんでした。40年以上前の記憶など、そんなものですね。

入浴に丁度良いころ合いに、宿に到着できそうということで、ネットワーク状況の悪いK氏に前を走らせていたのですが、彼は暢気に宿まであと1.7km地点の右折箇所(写真②)をスルーして走り去ってしまいました。 私のバイクは1833cc・車重383kg、荷物満載では400kgを超えており、坂道の右折からのUターンは危険です。K氏はBcom(無線通信機)も持っていませんので、通信手段がありません。

追いかけて引き返させるしかありません。山道を必死で追いかけ、背後からクラクションを100回以上鳴らしましたが、K氏は気づきません。結局15kmほど追いかけ、最後は追い越して停止させました。  

 岡)「道間違ってるやろ!、クラクション気づかんかったんか!」

 K氏)「あ、ホンマや、すまん・すまん、気づかんかったわ!、後ろで何してんねんやろ?と思ってた!」  とのこと(涙)。  

最近のK氏とのツーリングでは、大したハプニングもなかったので油断しておりました。彼とツーリングに行くと何かトラブルが起きるのですが、この程度で良かったと思いました!

右折箇所から1.7kmは正に秘湯への道で、道路は砂利道、傾斜は25度~30度。止まったら大惨事です。タイヤは微妙に滑ります。運転でこれほど緊張したことはかつてありませんでした。そしてようやく宿の下の駐車場(未舗装:写真③)にたどり着くと、宿の方が木の板を持ってきてくれました。それをスタンドの下に敷き、安定を確保。吾妻屋旅館(写真④)に到着し、漸く安堵の息をつきました。 チェックイン後すぐに5つある風呂の内、家族風呂を除いた4つの風呂に突撃です。先ずは一番の名物の源流滝見風呂(写真⑤⑥)です。ここは少し熱めの湯ですが、滝の音を聞きながらゆったりと入浴ができ、疲れも吹き飛びました。

吾妻屋旅館の 滝見風呂だけでも満足でしたが、温泉マニアのK氏は次の風呂を目指します。これも初めての経験でしたが、大木を横に切って中をくり抜いた風呂(写真⑦)と木の幹をくり抜いた風呂(写真⑧)も雄大な景色を見ながらということで、風情がありました。

更に屋根のついた大露天風呂があり、本当はゆっくり女性の方と写真⑨のように入りたかったのですが(笑)、現実(写真⑩:同級生の間では不評です。)はこんな感じでした(悲)。更に内風呂(写真⑪)でゆっくりと汗を流して体を洗い、窓から見る夕日(写真⑫)をしばし眺めての夕食タイム(写真⑬)となりました。ました。