アメリカの没落と日本の独立

query_builder 2016/04/10
歴史編

≪アメリカの没落と日本の独立≫ 2016.4月時点


 現在米国ではトランプ旋風が巻き起こっています。私は30年近く前の、彼が40代 のハンサムな中年男性の時代のことを思い出します。ラスベガスのホテル王として一 世を風靡しており、話題性のある人物だが、敵を作るタイプであるとの認識が強く印 象に残っています。その彼が今や共和党候補の筆頭に上り詰めてきました。

 今の米国は民主党のオバマ大統領が2009年にノーベル平和賞を受賞したことに 起因して、弱腰外交を演じており、世界の警察官の座を自ら降りることを宣言しまし た。

 イラクのフセイン元大統領のいなくなった中東でISが台頭してきたように、従来から 強硬外交を継続してきた米国の大統領が腰抜けの外交を行い始めたおかげで、ロシ アや中国までが強盗まがいの外交を展開して他国を侵略し始め、北朝鮮が数度の約 束を破って核武装を実行してしまいました。また、ヨーロッパのテロの多発等、多くの 問題の顕在化を放置してきました。


 米国の国内ではここ40年ほどで約6,000万人の人口増を迎え、その内5,000万 人が新しい移民であり、その中には1,200万人の不法入国による移民が含まれてい ます。その移民たちに対して民主党(オバマ)政権は、移民制度改革を行い、一定条 件の不法移民を認めたことから、さらに不法移民が増加する状況になっています。そ れにオバマ大統領の公約である格差是正が加わり、結果的には我が国と同様に、働 けるのに働かない者にまで生活保護を与えてしまい、その財政赤字の補填のため、 さらに真面目に働く中間階層から税金を徴収する愚策に出ています。

 この不満を解消してくれるのがトランプという構図が出来上がってきました。


 私の私見ですが、<次の政権は共和党の方が都合がいい>というのが米国の意 思だと思いますので、このままではトランプが第45代アメリカ大統領になる公算が高 いと思われます。流石にトランプが大統領になれば、優秀なスタッフのサポートによ って、今までのような暴言は減少するでしょうが、余程のことが無い限り、日米関係は 不安定な方向に向かうことが推測されます。そんな状況をあの狡猾な中国共産党が 放置することは考え難く、結果的には我が国固有の領土である尖閣諸島は中国軍に 占領され、それを米国海軍は黙認する可能性があります。

 

 実は米国の劣化は我が国にとってマイナスばかりではなく、本当の意味では米国 の傘下からの完全独立のチャンスでもあるのです。もし中国共産党が上記の動きをし てきても、日米安保が発動できないような状況になった場合は、即時に日本は主権 を守るための行動に出るべきです。


 即ち<日米安保の破棄>と<永世中立国の宣言>をするのです。これは米国から の完全独立を意味します。その代わりに永世中立国を宣言するということは、全ての ことを自己完結できる(する)の国を意味しますので、ただちに国防軍の創設を行い、 我が国を侵略することは金輪際できないことを内外に宣言しなければなりません。場 合によっては抑止力としての核は待たざるを得ないかもしれません。本当の独立とは、 自国のことは自国で判断できることです。 世の中のパワーバランスの中で、様々な シミュレーションを行い、どちらに転んでも我が国の自尊自立を維持できる環境を確 保することが重要です。現自民党政権は何処までこのようなことを真剣に考えている でしょうか。

 民間レベルと皇室外交では、世界に冠たるジャパンブランドと世界最古の王室で ある皇室 は我が国の誇りといえます。それと比較するまでもない劣化した政治家と 省利省益に奔走する官僚ではどこまで国家100年の計を立てることが出来るのか不 安です。

 

 災い転じて福となす。我が日本国も、そろそろ真の独立国になってもいいのではな いでしょうか。

 

 2016.11.20時点で上記コラムを読み返してみても、結構見えていたなと感じま す。ところが親しい人はマスコミ情報を鵜呑みにして、この予測記事(願望記事)を大 いに批判してくださいました(笑)。

 今回の一連の米国大統領選騒動で、特に情けないのは我が国外務省官僚です。 一説によると外務省はヒラリークリントンが次期大統領になると確信していたようで、 ほぼノーケアであり、トランプとのルートも確保しておらず、安倍首相から大叱責を受 けたとのことです。マスコミを信用してはいけません。スポンサー次第で情報操作す るのは、商売としては当然です。

 問題は、そのような常識を理解できない集団が日本の外交に携わっていることで あり、本当に危機感と嫌悪感を覚えます。今回の失態は、安倍首相の迅速な対応に よって、世界に先駆けてのトランプとの会談実現で余り大きく報道はされていません が、「相手軸で考える」「あらゆる可能性を想定する」「相手を尊重しながらも最大限の 国益を確保する」といった外交の鉄則が分かっていない官僚組織は早めにリストラク チャリング(再構築)していかないと、来るべき変化の時代に、大いに不安です。事な かれ主義の組織や人材は、変化の時代には無用の長物と化します。

 2017年は大変化の時代に突入します。人類は好むと好まざるとにかかわらずこの 変化に対応してきました。これからの時代は会社も社員もこの<変化に対応>して行 くことが肝要です。次回の未来予測にご期待ください。

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