コロナウィルスのマスコミ報道の功罪⁉
コロナショックが全世界を覆っております。既に世界では2020年7月7日現在で、感染者 数11,500,302人、死者数535,759人と100年前のスペイン風邪(死 者数2,000万人)に次ぐ大災難となりました。
毎年のインフルエンザによる死者数は1,1 30人~3,325人となっており、また基礎疾患等があり、それが悪化して死亡するケースは 日本国内で毎年2,000人~37,000人位いるようです。
2020年7月8日現在日本国内の新型コロナウィルス感染患者数は、20,406 人、回復者数は17,491人、死亡者数は981人となっており、治療中の患者数は1, 934人となります。全国、特に東京都の病院でも、医療関係者の献身的な対応によって、現 時点で医療崩壊は発生しない見通しとなっています。病院では、一時中断していたがん治療や外 科手術なども積極的に行うようになりました。
日本国内では、緊急事態宣言も解除され、6月上旬に出た東京アラートも解除されました。 連日電車では満員というほどでないにもかかわらず、大勢の通勤通学で地方都市と比較すると満 員状態が続いておりますが、恐らく空気感染はしないのではないかと思われます。
一方夜の街での感染が増えてきている事を考えますと、飛沫感染は間違いないのではと思われま す。
と、素人目で見ても上記のインフルエンザの毎年の流行と比較して、実数では遥かに低く、マスコ ミはそれほど騒ぎ立てる必要があるのか、何かほかに意図があるのかと勘ぐりたくなります。テレビ、新 聞、雑誌、ネットも、このコロナ禍で一儲けをもくろんでいるような気がしてなりません。或いはもっと 大きな天の声が影響しているような・・・。
政府は世論が騒げば対策を打たざるを得ず、多額の国家予算を使って、機能不全となった国 家経済の立て直しを急がざるを得ません。
欧米での感染者数と死亡者数の数は日本や他のアジアの国々と比較すると桁違いに大きくなっ ています。日本は第一波を防いできましたが、今後は各国同士が人の往来によってウィルスのうつ し合いが始まるのではと考えます。
緊急事態宣言が出された4月7日時点で、全国的にも、都内においても発症者の ピークは過ぎ、収束に向かっていくらステイホームで外出自粛をして いたわけですから、急激に減少してもおかしくなかったはずですが、インフルエンザのピーク時から の終息と比較しても、大して差はみられません。結果的に大都市圏では企業活動が3カ月近く停 滞し、ハローワークには失業者が増加の一途をたどっています。
これから数年、自殺者が急増することが予想されます。経済活動を停めるべきではなか った。これが私の考えであり、世界と繋がっている経済活動が日本だけで成り立つわけではないです が、我が国の経済成長の大チャンスを世界との同調圧力によって失ってしまったと思います。
誤解を恐れず申し上げますが、『日本におけるマスコミ報道は、日本以外の他国の報道において 騒ぐべきであり、日本国内において大騒ぎすべきではなかった。』というのが私の結論です。
第2次補正予算によって捻出された31兆円を超える予算に対し、今後ますます増税が行わ れることでしょう。国民生活が回復するまでには10年以上かかることになると思われます。
次世代に素晴らしい日本という国を繋いでいきたいと願う身としては、今回の日本経済再浮上
のチャンスを失ったことが何よりも悔やまれます。