中国の凋落は我が国製造業にとって大チャンス
中国の製造業としての優位性が揺らぎ始めました。 広東省の東莞市では工場の 倒産が相次ぎ、自治体が破たん寸前であるにも関わらず、当局では打つ手がないよ うです。 共産党の迷走が始まり、1中国が世界最大の製造大国となってわずか2年 でほころびが出てきました。 中国の直面する問題点は、
① 貧富の差が拡大し、年間16万件を超える暴動が国内で発生
② 世界中で知的財産権侵害のリスクを恐れ、海外の中小企業の中国離れが加速
③ 共産党の一党独裁による覇権主義が顕在化してきており、周辺国との軋轢が頻 発
④ 納期短縮やコスト削減ニーズが高まり、欧米はじめ我が国においても距離のデメ リットが顕在化。 時間と距離を物理的に埋めることが喫緊の課題となりつつあ る。
⑤ 人件費の暴騰による中国人労働力の優位性の低下と安価な人件費を提供する
東南アジア周辺国の台頭既に我が国はレアアースの調達先を、中国以外の国に確保しつつあり、また技術
革新によりレアアースの使用量そのものが大幅に減少してきているなど、中国離れを
促進しつつあります。 必要は発明の母であり、我が国は資源もなく、経済環境の厳し
い中で世界第2位の経済大国になった実績がありますので、中国の我が国に対する
嫌がらせは、必ず我が国の国民を立ち上がらせ、強い日本の復活につながるものと
確信します。 今後企業経営者は、中国に籠絡(ろうらく)された政治家や官僚等に安
易に乗せられて、リスクの高い中国に進出することを止め、国内に目を向けていただ
きたいと思います。 東北や北部九州、中国・四国地方など、勤勉で優良な人口を抱
えた地域が我が国には沢山あります。
新しい政府には、毎年のように行われる最低賃金の増額改定を見送り、大都市圏
で700円以内、その他のエリアで600円以内に抑えて、作業中心の単純労働でも十
分採算が合う労働環境と経営環境を早期に整備することを期待したいと思います。
我が国の製造業をはじめとした産業が復活する最大のチャンスが到来していることを
忘れないでください。
一方今後の労働マーケットの改善が進まないこともリスクとして捉えなければなり
ません。 その場合は親日国家であり、仏教国であり、勤勉な国民を有するアジアの
国が多数ありますので、いつでも当社にご相談ください。 “国際部のアウトソーシン
グ”をお手伝いさせていただきます。