隣国との関係悪化を憂います
①韓国は李承晩という独立運動家が初代大統領ですが、彼は朝鮮が日本統治下にあった時期の殆どを海外で過ごしていたため、日本や日本人というものを抽象的にしか理解できず、反日政策をいたずらに煽ることにつながったとも指摘されています。
今日でも、これらの政策による弊害が大きく、日本と韓国間に横たわる問題の多くが李承晩時代に端を発しているといわれています。
彼の代表的な対日政策の 1 つに 1952 年の一方的な海洋主権宣言、いわゆる「李承晩ラインの設定」がある。これは朝鮮戦争(1950 年 6 月 25 日 - 1953 年 7 月 27日-休戦)のどさくさに紛れて、豊富な水産資源の漁場の確保と韓国が自国領と主張する竹島(韓国名:獨島)を取り込むために一方的に行動を起しました。 李承晩ラインを越えて操業している日本漁船は従来は公海とされている領域であっても拿捕さ
れ、長期間に渡って抑留されたり、韓国官憲による銃撃によって判っているだけでも44 人の死傷者を出し被害は相当大きなものでした。 サンフランシスコ条約では竹島への直接言及はありませんが、その交渉文書であるラスク書簡においては、竹島は日本領であることが謳われています。 李承晩ラインの設定で韓国の実効支配下に置かれることとなった竹島の処遇は、現在に至るまで日韓の懸案問題になっていま
す。
②第2代大統領:朴正煕大統領の言葉
「日本の朝鮮統治はそう悪かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な労働力だった自分を学校に行かせてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は割りと公平だったと思うし、日本のやった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。」
朴大統領は日本との関係を真剣に考えていたとされ、竹島をめぐる領有権問題に
ついて「両国友好のためにあんな島など沈めてしまえ」と発言したとも言われている。酒を飲んで機嫌が良くなると、よく日本の軍歌を歌っていたと言われています。 その娘さんが次回の大統領選で候補として立候補予定です。
因みに1965年の日韓国交正常化(日韓基本条約)において朴政権と日本の間で戦前・戦後の問題は下記の①②のとおり解決しました。 日韓基本条約(「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」) この協定において日本は韓国に対し、朝鮮に投資した資本及び日本人の個別財産の全てを放棄するとともに、約 8 億ドルの無償資金と借款を援助すること、韓国は対日請求権を放棄することに合意した。
①両締約国は、両締約国及びその国民(法人含む)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する(個別請求権の問題解決)。
②一方の締約国及びその国民の財産、権利及び利益において、一方の締約国及びその国民の他方の締約国及びその国民に対するすべての請求権であって 1945 年 8月 15 日以前に生じた事由に基づくものに関しては、いかなる主張もすることができないものとする(相手国家に対する個別請求権の放棄)。
当時の韓国の国家予算は 3.5 億ドル、日本の外貨準備額は 18 億ドル程度であり、我が国は韓国国家予算の 2.3 倍の補償を行って韓国経済の近代化を支援してきました。この金額は日本にとっても戦後 20 年間必死で働いて蓄積してきた外貨の 40%を超えるもので、どれだけ大きな金額であったかは現代の我々の想像を超えるものでし
た。
③「竹島は日本の領土」と書き込んだ 「親日派」韓国 13 歳の少年検挙
J-CAST ニュース 9 月 7 日 19 時 52 分配信
≪「韓国の経済発展は日本が支えた」
韓国では 2012 年 8 月下旬に放送通信審議委員会が、親日発言をして、韓国を卑下する内容のブログ、コミュニティーなどを制裁することを決めた。同通信委の調査では、12 年 6 月から 8 月の間だけで計 1 万 9000 件以上の「違反」があったという。既に、親日インターネットコミュニティやブログなど 9 ヶ所に削除や接続遮断などの是正措置を下しているという。
そうしたなか、複数のメディアが 12 年 9 月 5 日、ネットで親日発言をして韓国を卑下したとして 13 歳の男子生徒が逮捕されたと報じた。韓国で最大の発行部数を誇る朝鮮日報によれば、インターネットポータルサイト「ネイバー」で、8 月 15 日に「日本帝国敗戦の日を記念して書く文」というタイトルの投稿が見つかった。太極旗を燃やした写真がアップされていて、警察は国旗侮辱罪で検挙に動き出したと書いている。国旗侮辱罪は、刑法上、5 年以下の懲役や禁固、700 万ウォン以下の罰金刑に処されるという。 問題となった投稿を見てみると、まず、国旗中央の一部が、ライターで焼かれたように焦げ、穴が開いている。掲載された文章には、「自分は売国奴ではなく、純粋に日本を助けたいと思う親日家だ」と書かれている。このコミュニティーには、「竹島は日本の領土」「韓国の経済発展は日本が支えた」などと書き込まれていた。韓国では少年の逮捕は当然だとし、ネットの掲示板などに、「国家機構のために殴り殺せ」「親は子供をつれて日本に亡命しろ」といった反応が出ていると紹介する韓国メディアもある。≫
日本では対中国関係での報道は多数みられますが、対韓国に関する問題はどうも報道規制がかかっているようです。これは両国の真実を報道し、そのうえでそれを乗り越えていかなければならないと考える私にとっては不可解極まるものでした。 その原因の一つでしょうか、日本のマスコミと韓国マスコミの親密な関係の一端が伺えます。(インターネットで調べられます)
韓) 韓国文化放送 東京都港区台場 2-4-8 18F
日) フジテレビジョン 東京都港区台場 2-4-8
韓) 韓国聯合 東京都港区赤坂 5-3-6
日) TBS テレビ 東京都港区赤坂 5-3-6
韓) 大韓毎日 東京都港区港南 2-3-13 4F
日) 東京新聞 東京都港区港南 2-3-13
韓) 朝鮮日報 東京都千代田区一ツ橋 1-1 4F
日) 毎日新聞東京本社 東京都千代田区一ツ橋 1-1-1
韓) 韓国日報 東京都千代田区大手町 1-7-1 8F
日) 読売新聞東京本社 東京都千代田区大手町 1-7-1
韓) 東亜日報 東京都中央区築地 5-3-2
日) 朝日新聞東京本社 東京都中央区築地 5-3-2
韓) 韓国放送公社 東京都渋谷区神南 2-2-1 東館 710-C
日) NHK 放送センター 東京都渋谷区神南 2-2-1
いろいろな事情があると思いますが、公平公正が求められる我が国のマスコミにおいて、如何なものでしょう。 確かに同じビルに同居していた方が便利なことも多いでしょうが、私だったら同居のよしみでついつい報道に手心を加えてしまいそうな気がします。 何故このような実態になっているのか理由はわかりませんが、日本国民の知らないところで報道規制が行われているとしたら、我が国だけでなく韓国にとっても不幸なことであり、長期的視野に立てば両国の国益にとってもマイナスになるような気がします。
日韓関係は小細工をせず、堂々と渡り合いながら、「これ以上踏み込めばお互いにマイナスになる」 といった距離感を図りながら構築していくべきです。 真実は隠せるものではありません。ウソは必ずばれるものです。 今後は公明正大に、堂々と両国の関係を構築していくべきです。
一方③のようにヒステリックに反応してくるという事実を押さえたうえでの対策は必要でしょう。「一回殴りあった後での和解」。 これは個人であっても国家であっても血を流すことになりますが、お互いに適正な距離感を保つことができます。 1965 年の日韓基本条約のように、両国が英知を結集し、対症療法ではなく条約として決着をさせ、今後は密室ではなく両国国民に映像で周知していくことが望ましいのではないでしょうか。
加害者は殴ったことを忘れますが、被害者はいつまでも覚えているものです。 日本でもつい最近長州と会津が和解したとか、青森県では未だに津軽藩と南部藩の地域で確執があるようです。
21 世紀はアジアの時代です。 そして日中韓が好むと好まざるとに関わらず世界をリードしていかざるを得ない状態に早い段階でなっていくでしょう。 この3国が手を結ばないように裏で画策している存在を感じます。 多くの読者の皆さんもお気づきでしょう。
「人類の英知で乗り切っていくこと」 が重要です。