大谷翔平から学ぶリーダーシップ!

query_builder 2023/05/10
岡弘己の今月のアドバイス


2023年のWBCは日本国民のみならず、全世界を感動の渦に巻き込んだようです。普段野球を観ない私の妻もサッカーのワールドカップと今回のWBCは、日本戦全試合を観戦していました。
アメリカとの決勝戦の前、選手が集まるロッカールームで栗山英樹監督から「翔平、お願いします!」と声をかけられた際の大谷翔平選手の名言。



「僕から一個だけ。<憧れるのをやめましょう!>。ファーストにゴールドシュミット(※1)がいたり、センターを見ればマイク・トラウト(※2)がいるし、外野にムーキー・ベッツ(※3)がいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。」、「さあ、いこう!」    
https://the-ans.jp/wbc/311267/2/
(参照) THE ANSWER編集部2023.03.22


※1 ポール・ゴールドシュミット (カージナルス・2022年ナショナルリーグMVP)
※2 マイク・トラウト (エンゼルス・2022年本塁打40本の強打者)
※3 ムーキー・ベッツ (ドジャース・2022年本塁打35本の強打者)



私はその時、北海道出張の真っ最中で、日本勝利の映像は昼食で入ったハンバーグ店のカウンターの席で、リアルタイムでのものでした。その際試合に臨む円陣で、大谷翔平の前頁の言葉を聞きました。それを聞いて全身に鳥肌が立って痺れたことを思い出します。
世界中が大谷翔平の言動に注目する中、過激な檄を飛ばすことなく、プライドの高い大リーガー選手や米国民、更には世界中の野球ファン、日本に敗れた各国チームのことにも配慮し、その場で最も響く言葉を選んで、誰も傷つけること無く、侍ジャパンのメンバー全員の気持ちを一つにまとめ、戦いに臨む気持ちにもっていきました。正に神懸ったスピーチでした。
彼はいったい何者なのでしょうか!

(米メディアも大谷翔平選手の言葉を英訳して紹介していました。アメリカ代表が大会連覇を逃した悔しさを超越する形で、ファンから「この男は野球の神様だ」や「史上で最も礼儀正しいスピーチ」といった賛辞が寄せられたとのことです。)
そしてその米国との試合でヒットを放ち、最終回はクローザーで登板し、アメリカ代表キャプテン・のマイク・トラウト選手を、伝家の宝刀のスライダーで三振に打ち取りました。(写真③) 通算成績は投手として3回登板して2勝0敗、打者としては33打席で10四球、23打数9安打で打率が4割3分5厘、出塁率は驚異の6割6厘と素晴らしい成績を残し、文句なしのMVPに輝きました。
この28歳の若者は、リーダーとして大切な資質である「率先垂範」を大会を通じて恒常的に発揮し、その行動と発言において、日本国民だけでなく、アジアのみならず、全世界の野球ファンを虜にし、先頭に立って侍ジャパンのメンバーを一つにまとめました。そして、アメリカラウンドでは所属球団から禁じられていた登板を、最後はエンゼルス球団に直談判して許可を得て登板したとのことです。凄い実行力です。
前回はケガで不参加であり、世界一になりたかったとの希望の他に、野球のすばらしさを世界に広めたい、世界中でプレーする野球選手に夢と希望を与えたいとの思いもあったようですが、今回のWBCではそのすべてを達成しました。 下図は、大谷翔平選手が高校1年生の時に描いた、人生の目標達成シート(④・拡大版⑤)です。 野球選手として大変な努力をしながら、「運」というものを高校生の時から意識されていたことが良く分かる証拠です。特に凄いのは「人間性」と「運」を若くして自覚し、継続して実行してきたことです。
そして、この高校生の段階で思い描いた内容の大半が、現在に実現しています。 あの米国メジャーリーグ最高の選手であるマイク・トラウト選手も、大谷選手の影響を受けてグランドの「ゴミ拾い」を実際に実行されています。先日の世界大会の時も、陰で一人で小さなゴミを拾っていたそうです。 人間が目に見えないエネルギーに満たされ、成長していく際に必要なものとは、周囲からの<リスペクト>と<感謝>と<応援>です。日本国民にとっても、大谷翔平選手の存在は今後益々大きくなることでしょう。


大谷翔平選手と侍ジャパンの選手、コーチ、監督が残してくれたGIFTを今後の職業生活、人生に活かしていきたいと思います。 因みにこの目標達成シートは私も10年程前に実践していました。原田隆史さんの「原田メソッド」として有名です。目標達成には大いに役立ちました。


原田メソッドのメリット
1.目標が明確になる
2.これまで気付かなかった新しいアイデアを生み出せる
3.目標達成までの具体的なプロセスを可視化できる
4.煩雑になりがちな思考を整理できる


というメリットがあり、出来ればもっと教育現場で積極的に活用してもらえたらいいなと考えています。欧米とは違う進化を遂げてきた我が国では、今後の日本社会の活性化にとって一番必要なものは何かを、大谷翔平選手はWBCを通じて教えてくれました。
人間性の向上と運を引き寄せることは、他国と比較しても日本国民の民度の上において最も得意とするところです。上記の目標達成シートを見て、自分にもできるのではないかと考えた人は多いのではと考えます。
実際きっかけさえあれば、多くの方にとって、目標管理シートの活用は簡単にできます。
社員向けの研修などで活用していきたいというニーズがありましたら、是非お声掛けください。「ビジネス上の目標管理」、「セルフコミュニケーション上の目標管理」、「ライフワーク上の目標管理」等をご用意して、皆さんをご支援いたします‼



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