住民税・特別徴収の事務手続き
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2025/05/12
私は中・高生の時にバスケットボール部に所属しておりました。大阪の北部の中学で出会った、指導者の三宅正起先生の指導の下、男女とも長く、強豪チームに成長する姿を見て、つくづく、スポーツだけでなく、全ての組織は指導者の技量と情熱で大きく変わるということを学ばせていただきました。 |
そして今年8月、沖縄他で開催されたFIBAバスケットボール・ワールドカップ2023を、全試合TVで観戦させていただき、日本代表のトム・ホーバスヘッドコーチの指導力に感服しました。ホーバス氏は、日本女子バスケットボールチームを指導し、東京オリンピックで初のメダル、しかも銀メダルの獲得に導きました。彼はオリンピック終了後に、今度は日本男子バスケットボールチームのヘッドコーチに就任しました。 |
⑪
トム・ホーバスヘッドコーチの「名言」 | |
➀ | 「スーパースターはいないけど、日本はスーパーチームだった」 |
➁ | 「東京オリンピックで金メダルを取る」 |
➂ | 「あなたの天井はもっと上まである」 |
④ | 「楽しい練習はない。一番楽しくて嬉しいのは勝つこと」 |
⑤ | 「ヘッドダウンしないで (下を向かないで)」 |
⑥ | 「車輪にヒビの入った場所は、いつ脱輪や転倒するか分かりません」 |
⑦ | 「信じて」 |
⑧ | 「私たちは世界で一番準備してきたから」 |
⑨ | 「何やっているんですか 強くボールを持って」 |
⑩ | 「あなたの役割はこれです」 |
⑪ | 「チームはファミリー」 |
上記は女子チーム監督時代のころによく使っていた言葉のようですが、今回は男子チームでも様々な名言が飛び出しているようです。然も全て日本語で。
このトム・ホーバスヘッドコーチの情熱のこもった英語なまりの日本語による叱咤激励と厳しく、愛情のこもった指導は、私に若かりし頃の記憶を呼び起こしてくれました。 「念」とは「今」の「心」と書きます。念のこもった言葉は正に今の心に刺さってきます。 我々日本人(日本語を話す外国人も含む)、特に最近の若者たちは、本氣の言霊(ことだま)に触れると覚醒します。 今回のあかつきジャパンのメンバーは、富樫選手(30歳)と比江島選手(33歳)を除き20代の若者達です。強く愛情のこもった言霊を受入れ、本来の能力を目一杯発揮し、毎試合入れ替わりMOM(マンオブザマッチ)が生まれるほどの好循環が起き、また唯一のMBA選手である、渡辺雄太選手の『今回パリオリンピックに行けないなら代表を引退する!(※1)』の発言によって、チームメイトが本気で発奮したことも加わりました。 |
(注1) 『勝てば日本バスケは前進できる。でももしまた負けてしまったらこれから先永遠に同じことを 繰り返すだけなんじゃないかと思い、僕が代表を退き若い世代中心のチーム作りをなるべく早くする事が長いスパンで考えたときに日本バスケにとってはベストなのではと思いました。…勝てない自分がその元凶になってしまっては絶対にだめだと』 |
その結果、これまでアジア以外の相手との国際試合では勝つことも出来なかった日本代表が、優勝候補のドイツ(63×81)とオーストラリア(89×109)に20点以内の惜敗、その後フィンランド(98×88)、ベネズエラ(86×77)、カーボベルデ(80×71)と薄氷の勝利を重ね、到頭一枠だけであったアジア1位の国に与えられていたパリオリンピックの出場権を獲得しました。 暁ジャパンメンバーを動かした渡辺雄太選手の、 発言の真意が伝わってきました。 |
優れたトップである、トム・ホーバスヘッドコーチと優れたリーダーである渡辺雄太選手の存在が、連戦連敗を重ね、体格的に最も世界に通用しないといわれたバスケットボールという競技を、世界レベルにまで引き上げました。 |
野球では野茂英雄やイチローが切り開いた大リーグへの道、伊達公子、錦織圭が切り開いたテニスの4大大会への道、三浦知良や中田英寿が切り開いたサッカー選手の欧州への道等。強い精神力と実行力を持った先人とそれに続く次世代の活躍によって、道が拓けることを学ぶことが出来ました。
比較的公平なスポーツだけでなく、弱肉強食の資本家が待ち構えるビジネスの世界も、しっかりと戦略を立てて、官民の協力の元、挫折を重ねながらも前進していくことによって道は拓けると思います。 ウイルスの蔓延、戦争と紛争の勃発、中国の没落、朝鮮半島のミサイル問題、中台の有事の恐れ等、世界は益々不安定な状態で混沌としてきました。 そのような中で世界が改めて注目し始めた国が、我が国「日本」です。30年に及ぶ低成長によって、今や相対的に下がってしまった低い人件費と高い労働品質。日本企業の株価評価も世界的に見た場合破格値といわれており、今後益々外資による日本投資が始まります。今や2000兆円といわれる国民金融資産に加え、企業が持つ内部留保は500兆円が知られており、1100兆円を超える借金大国という国内評価にも拘らず、今後益々成長の余地を残しています。一説によると、2023年から日本の時代が始まるともいわれています。 このような世界を俯瞰的に見た場合の日本の潜在能力に、平成~令和の若い世代が活躍できる素地が我が国にはあります。 日本が能動的に動いての好況ではないかもしれませんが、この千載一遇のチャンスに便乗して、世界が混乱している隙に、きっちり経済成長していきたいと思います。 老若男女が一致団結して、次世代に繋がる国造りをしていきたいですね。今の若者に大いに期待したいと思います。是非昭和世代の皆さんは、若者のサポーターとして時代を繋いでいただきたいと思います。 |
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