労働問題を乗り切るための前提とは!?

query_builder 2017/03/20
労働問題編

日々の会社運営を戦に例えるなら、実に数多くの企業がトントンか負けが込んだ状 態で会社を運営されていらっしゃいます。最近では労使間のトラブルで負けが込んだ 企業が更に増加してきています。

第2電通事件(社員の過労による自殺)により労働時間の問題がクローズアップさ れ、それが中小零細企業にも及ぼうとしています。新聞紙上で「残業」の二文字を見 ない日はありません。毎日が憂鬱になってしまいます。しかしながら、これはこれで考 えようによっては、日本の産業界の効率化や価値基準のバージョンアップにつながり、 結果的に長年伸び悩んでいた、生産性の向上に結び付くかもしれません。

一方で、ルールが整備されていない中小零細企業では、労働者の権利と義務のバ ランス関係を著しく歪める結果となるような気がして、対策に気を揉んでいる今日こ の頃です。


そのような中、労働問題は増加の一途をたどり、お客様からの相談が絶えることは ありません。私の理想とする「共存共栄の社会」はいつ実現できるのでしょうか。労働 問題をいくら解決しても、そこに勝者はいません。当事者全てが敗者のように心を痛 め、経営と労働に対する意欲が衰退していく状況を少しでも解決するために、日々飛 び回っているのが当社の現状です。

昨年私が実施した研修の中で、営業研修、管理職研修、経営者研修で必ず申し上 げていることは、この<戦に負けないこと>です。戦というと拒否感を持たれる方が多 いと思いますが、経営者や管理監督者の皆さんにとっては、厳しい経営環境の中、数 字に追われ、取引先からの圧力に耐えながら業務をこなし、尚且つ結果を求められる ことは正に“戦”をしているも同然の心境ではないでしょうか。にも拘らず、国は軸が定 まっておらず、<入社初日から有給休暇を与える>などの暴挙を真剣に論議してい るという始末です。経営の現場を知らない“アホ”の考えることに振り回されないよう 彼らの動向には注意が必要です。

大企業で前述のようにトラブルが起きると、直ぐにマスコミが騒ぎ立て、ここぞとば かりに与野党の票集めが目的の政治家が騒ぎ立て、法律改正に言及されて、益々会 社運営が困難になっていく・・・・。そのような環境の中、会社を運営されている経営者 の皆さん、管理担当者の皆さんには、本当に頭が下がる思いです。

そのような皆様に、最近私が各地でご相談を受け、問題解決に結びつけている手 法をお伝えしていきたいと思います。それは「戦の原動力は大義名分」であるというこ とです。そして、この大義名分を取り除くと、相手のパワーは消滅し、戦にすらならな いということです。


最近はお客様を訪問する機会が増えました。その際によく言われることが、「お陰 様で就業規則を作成し、社員に説明会を実施して周知したことによって、その後一度 も労働問題が起きていない」ということです。これはコンサルタント冥利に尽きるお言 葉です。その結果問題が解決し、ご契約が解除になったとしても、築いた信頼関係は 維持されますので、しばらくしてまた別の問題でご相談いただくこともよくあります。


戦になぜ負けるのか・・・。 そこには共通点があります。古今東西の負け戦を見て いると、一つの法則性が見えてきます。

上記の負け戦の原因に記述の通り、<慢心><思い違い><情報不足>の3つ が重なりますと戦に負けてしまいます。これに加えて、相手に大義名分があると、ほ ぼ完敗してしまいます。

大義名分は、利己的な考えからは醸成されにくく、利他的な考えから出てきたものは 強力なパワーを有しています。 特に誰かを守るために発生してきたものは抜群のパワーを発揮します。

我々は相 手サイドのこの大義名分発生の根本原因と要因を探り対策を練っていきます。


労働問題でこの大義名分が出てくると、我々は苦戦します。ここを乗り越えるため には、企業側に会社を真剣に改革をする勇気を持っていただき、逃げないで立ち向 かうこと、そして我々が背後からサポートすることをご理解いただきます。ケースによ ってはボコボコに殴られますが、お客様と一緒に殴られることで信頼関係も構築できます。油断していた相手は、本気になった会社の姿をみて驚きます。ここで更に間髪 を入れず、会社の改革を宣言します。相手はこちらが逃げていると思って嵩(かさ)に 来ていますから、大した準備もせずに感情で訴えてきます。そのタイミングでコンプラ イアンス遵守の徹底を告げ、労使ともにリスクを負うこと、会社はこのリスクから逃げ ないこと、会社は引続き義務を遂行すること、労働者にも権利だけでなく義務を遂行 すること、を求めます。会社を良くしていくことに対しては誰も異議を挟めません。


会社が本気になったら、労働者は立場が弱いですから太刀打ちできなくなります。 でもそこに落とし穴があります。戦って勝つは下の下の策です(前頁資料ご参照)。戦 わずに勝つための手法とは・・・。

それは人と組織を活かすためのシナリオ作りです。当社はそのシナリオ作りが売り になってきました。ルールを作るだけでも、ある程度のエネルギーは抑えられますが、 トラブルの芽は、元から断った方が得策です。ご興味のある方は是非ご連絡ください。 ブレインをサプライします。

口頭で読ませていただくとともに、先人の語られた真理に敬服しました。自己の心 に刻んでいこうと思いました。

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