悪質な労働者対策①
最近の労働問題の悪質性は目に余るものがあります。 相談者の中には最早犯罪 に巻き込まれているのと同様以上の酷いウィルス社員に経営を脅かされている方も 多くなってきました。 そういう意味では、何事もなく平穏に会社運営ができている経 営者の皆さんは社員に感謝しなければいけませんね。
最近の法律事務所への相談事で多いお悩みランキングでは 3 位に労働問題が入 ってきているそうです。 それだけ社員からも経営者からも相談が増加しているのでし ょう。
ブレイン・サプライ通信でも過去何度か記載させていただいておりますが、特に今 後の会社運営でお気を付けいただきたいことは≪第一≫に賃金の未払い問題の解 決です。 多くの企業の抱える問題ですが、残業に対する不認識で、ルールを整備せ ずに残業をさせているケースが散見されます。 放置していると 2 年分の残業代を、 また下手を打つと裁判で付加金を同額上乗せ請求され、更に14.6%の金利まで上 乗せされることになり、会社が吹き飛びかねません。 今一度見直しをお勧めしており ます。 ≪第二≫に社員の入社の際の取付書類の不備です。 労働契約書をはじめ 入社誓約書等多数の書類を入社時に取り付けておくことで、トラブルを未然に防止で きます。 会社と社員はお互いに需要と供給の関係で労働条件が成立しますが、経 営者には労働 3 法の遵守義務、労働者には下記の 12 の義務があることを周知し、お 互いが快く働ける環境を整備していきましょう。 そして真面目に働いてくれる真面目 な社員をウィルス社員から守ってあげましょう。
1.労働を提供する義務(労働義務)
2.誠実に労働する義務(誠実労働義務)
3.使用者の業務命令に従う義務
4.職務専念義務
5.業務を促進する義務
6.忠実に労働する義務
7.使用者の人事権に従う義務
8.職場規律を維持する義務
9.セクハラ・パワハラ防止義務
10.使用者の名誉・信用を毀損しない義務
11.使用者の秘密を守る義務
12.競業避止義務