中小企業は100年企業を目指せ

query_builder 2012/03/20
人事労務編

閉塞感漂う現代の経営は大きな困難を伴います。 また正社員だけでなくパート社 員までが労働者としての権利を訴えてくる現代社会においては、20年~30年前の経 営者の5倍近い負荷がかかってきます。 キャリア30年のベテラン社長がようやく経 験でマスターできることを現代の経営者がいきなりマスターしていかなければならな いとすると、社長業とは正に人間修行といえるのではないでしょうか。 当社のお客様 の社歴は当然まちまちですが、一般的に会社の寿命は10年~15年ほどといわれて います。 当社ではご契約をいただいたお客様に対して労務問題解決或いは予防の ため、まず防御から入っていきますが、2年目以降からは徐々にお客様の社員研修 や人事制度構築、さらに売り上げ向上のコンサルへと入っていきます。

私の出番は2年目以降からが主流ですが、社員研修の際には「感謝力向上研修」、 「ES・CS向上研修」、「幹部社員労務管理研修」、「人事考課者訓練」、「営業力向上 研修」など多岐にわたるテーマでお客様の社員の心を耕すことを目的として実施する ことが多くなっています。

私の過去の研修実施の経験から感じることは、多くの企業で「会社のブランド価値 (ブランディング)」があいまいなことです。 このブランド価値を社員に着床させれば、 会社に軸となるものが芽生えてきます。 また会社の向う方向性が明確でないため、 社員がどの方向に進めばよいのか、どうすれば会社が喜んでくれるのか、社員自身 の10年後、20年後、30年後はどうなっているのかが不明確なため、全力で働こうに もゴールが見えず、結果的に能力を小出しにしていかざるを得ない状況の会社も散 見されます。

そのような中で会社の活性化を図るとすれば、例えば社歴が30年の会社であれ ば、まず50周年を迎える宣言を社員にしていただき、さらに今後「100年企業」を目 指していくことを宣言していただきます。 仮に社長の年齢が60歳では、社長は130 歳・・。恐らく鬼籍に入っていることでしょう。 誰もがそれを理解します。 一方でこの 100年企業の宣言をするということは、会社の経営と社長の人生は一体ではなく別の モノであるということの宣言に他ならず、結果的に後を託された社員自身が今後の会 社を支えていかなければならないとの認識を持ち、そのための役割を演じていかなけ ればならないとの責任感が芽生えてきます。 この自覚が社員自身の成長につなが ります。 さらに、社員が近視眼的なあるならば50周年の時は80歳でまだ存命の可 能性は大ですが、100周年を宣言するということ問題行動を起こした場合にも、「こん なことで今の経営陣がいなくなっても大丈夫か?」とか、「このようなことで100年持つ のか?」などと指摘でき、自分本位の社員の更生や矯正にもつながってきます。 創 業間もない企業であったとしても、是非100年先を見据えた戦略を立て、社員を活性 化していっていただきたいと思います。

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