世界遺産・屋久島初上陸!
3月21~24日の3泊4日で、念願の世界遺産・屋久島に行ってまいりました。
私のスケジュールは大体2か月先まで埋まっています。それを知ってか、例のマメな連れ(以降K氏) は早めに予約を取ってくれました。3月21日は15:55発の飛行機で鹿児島入りです。当日の朝 は久しぶりに長時間眠れる予定でしたが、妻に起こされたのは何と朝6時前。入院中の長女からの緊急 連絡で、予定日1か月前で破水したとの知らせが。
取るものも取りあえず、病院へ急行、妻と長女は救急車でO病院に搬送、私 は不要につき帰るようにとの寂しいお言葉を受け、帰宅後入浴していたところ、妻 から再度携帯に「もうすぐ生まれるから急いで病院に来い」とのメール。お風呂入 ってすぐでもあり、昼過ぎに空港に行くことを考え、またよく考えたら爺のできること など無いことが分かり、ゆっくりと屋久島行きの準備をして、車で病院に。到着後 病室に入れるわけでもなく、やはり私の判断は正しかったので、出張から駆け付け た義理の息子に後を託し空港へ。ラウンジで寛いでいると妻から「14:41に 産まれた」とのメールが入りました。
写真(写真①)を送ってもらい、じわじわと初孫の実感が湧いてきました。 平成最後の生まれとなりました。
これも孫の魂が選択してきたのだと一人合点しつつ、飛行機に搭乗し、 一路鹿児島へ。
鹿児島でK氏と郷土料理で飲み明かし、例によって何のガイドブック
も見ていない私は、散々非難され、少なくとも世界遺産の屋久杉トレッ
キングの箇所だけはよく見ておけと怒られました。初めて知りましたが、何と
トレッキング中は立ちションができないのです。汗かきの私は水分補給が
多く、昔からキャンプが趣味でもあり、山の中では「立ちション」と「野グ〇」
は定番です。何の予備知識もないまま誘いに乗ったことを後悔しました。
翌日は早朝より鹿児島港(写真②)から高速船に乗って屋久島へ向
かいます。
到着後直ぐに宮之浦港近くの宿の用意した弁当を持ち、そこ
で購入した携帯トイレを2つもって、バスに乗って「白谷雲水峡(写真③~⑧)」へ。舐めてました、登
山。そこは想像を超えるアップダウンがあり、9キロの道のりの大半が坂道でした。大汗をかき、足ががくがくしてきて、後半では攣(つ)ってきまし
た。翌日の縄文杉トレッキングはこれで
無理だなと勝手に解釈して、明日は港
でのんびりしようと思っておりました。最
近の私の日常では3~4回くらい大の
方でトイレに行きます。このままでは必
ず携帯トイレのお世話になってしまいま
す。このことも私の心を暗くしてしまいま
した。その日の夜は豪華食事と風呂で
足をよく揉んでほぐしたことで、何とか攣った部分
が急速に回復してきました。同時に往復22
km、14時間のトレッキングへの参加意欲が
湧いてきました。翌朝は4時起床です。出発後
8.5kmはトロッコ道(写真⑨)を延々と走
破です。途中屋久猿(写真⑩)に出会い、ウ
ィルソン株で記念撮影(写真⑪⑫)し、有名
なハートマークをゲット。ここまでに3か所のトイレ
がありましたが、その全てで出すものは全部出し、
気も心も晴れ晴れとなり、不安は解消、途中で
湧水を飲み、弁当も食べて気力は充実、散々
汗をかいたので、小便意は催さず、アップダウンの
多い残りの2.5kmは苦しみつつも楽しい道の
りとなりました。
そのうち世界遺産地域(写真⑬⑭)に足を踏 み入れ、自然の「気」のシャワーを散々浴び、ます ますパワーアップしてきました。私の体はどうも良い 「気」に反応するようです。そして到頭縄文杉 (写真⑮~⑲)に到着です。流石に多くの方か ら称賛されているだけのことはありました。強烈な パワーを頂くことができました。
ガイドさん(写真⑲の真ん中の人)との記念
撮影も終え、小一時間ほど縄文杉スポットに滞
在した後、パワー全開、足取りも軽く、前日の足
の攣りなど無かったかのような快適さで、さっさと先
頭を歩きます。帰りは往路の2/3以下の時間でバス停に到着しました。そ
の日の夜は、屋久島の反対側で農業を営んでいる、中学3年生の時の担任の鶴田昌光先生(写真⑳)にお会いし、一緒に
食事をさせていただきまし
た。鶴田先生には、当時
受験生にも拘らず、悪戯
や事件ばかり起こしてご
迷惑をおかけしてしまった
ことをお詫びいたしまし
た。先生は現在屋久島
でポンカンとタンカンを栽
培していらっしゃいます。
当社の新規事業のお話
をさせていただき、生産
農家としてお付き合いいただくこともご提案させていただきました。屋久島再
訪の楽しみが増えました。
最後は鹿児島といえば定番、天文館むじゃきの白熊(写真㉒:今回 は小サイズ)です。お好み焼きを食した後のかき氷は最高です。今回の屋 久島訪問の3泊4日は内容の濃いものとなりました。
皆様も是非屋久島に行って、「気」の充電をしてみてください。あれから
1か月経過しましたが、いまだに体に残っている感じです。一押しの世界
遺産です!