パワースポット訪問(江島神社)

query_builder 2019/04/20
自己啓発編

1月27日、嫁さんの両親と鎌倉へいく予定が寒さのために急遽キャンセル になり、空いた時間で以前から行きたかった、パワースポットで有名な江島神社 へ行ってきました。 愛車のバイクは出来るだけ歩かずに済むよう江ノ島島内の 駐輪場まで持っていき、そこから颯爽と江島神社に向かいました。 実は以前か ら行きたかったのは江ノ島島内にある児玉神社です。ここは現在改装中できっ ちりとした参拝はできませんでしたが、日露戦争当時の様々な記念碑が参道にあり、旧帝国陸軍大将の児玉 源太郎(写真①~⑤)の功績を偲ぶにはもってこいの場所でした。

ところが残念なことに、江島神社に来る観光客や参拝者は同神社の御利益にすがる方が多いようで、この 児玉神社には見向きもしません。小一時間ほど滞在したでしょうか、結局誰一人としてお会いすることはありま せんでした。


この児玉源太郎は、私の大好きな<国>である台湾の総督時代に、後藤新平を登用し、現代の台湾人 が日本を敬愛する基礎を作った人物であり、日露戦争当時は台湾の総督でありながら内務大臣を兼務した ほどの逸材でした。ところが余人をもって代え難く、陸軍参謀総長の大山巌に請われ、内務大臣を辞して降格 人事となる参謀本部次長(日本陸軍の歴史において降格人事を受け入れたのは児玉源太郎ただ一人で す。)、その後満州軍参謀長を務めました。児玉大将は、海軍連合艦隊司令長官 東郷平八郎元帥と共 に日本軍を勝利に導いた最高の功労者であり、私が最も尊敬する軍人です。 この二人がいなかったら、もし かしたら未だにアジア・アフリカは欧米に支配されていたかもしれません。


日露戦争では悲劇の将軍 乃木希典(のぎまれすけ)ばかりが有名ですが、この児玉源太郎の明晰な頭 脳と愛国心がなければ、日本はどうなっていたでしょう。


私は軍事学を学ぶ過程で、彼の天才的な政治力統率力が、大東亜戦争で生かされていたら、我が国はど うなっていたであろうかといつも考えさせられます。彼は日本のみならずアジア・アフリカにとっても大恩人であると 思っています。そのような大恩人を祀る神社が、余りに人々から大切にされていない現状は悲しいものです。 このことはまた後日、本コラムで記載していきたいと思います。

その後真冬装備のバイクウェアで完全防寒で参道を上り、日本三大弁財天 (安芸の宮島、近江の竹生島)の一つである江島神社を参拝しました。(写真⑦)


ご祭神は天照大神が須佐之男命と誓約されたときに生まれた神で、三姉妹の女神様です。

〇奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)

〇中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)

〇辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

の三女神を江島大神と称しているそうです。


ここのご利益を求めて、多くの方が参拝するのです。


神社はお願いするところではなく、感謝するところであ り、誓いを立てるところであるというのが私の神社観です ので、今回は折角来たのですが、周囲の雰囲気に馴 染めず、何となく奥津宮のみで、残りは遠くからお祈りを させていただくにとどめてしまいました。できれば神社参拝 は早朝に実施したいものです。

それよりも、役小角(役行者:写真⑨天河大弁財天、大峰山龍泉寺など多くの修験道の霊場を開いた とされる飛鳥時代の呪術者)が修行をされたとの伝承が残る「岩屋洞窟」に足が急ぎます。 児玉神社で物 思いに耽け、思いのほか時間を費やしてしまい、また途中の茶店で腹を満たしてしまった関係上、日没までに 岩屋周辺に向かう時間が残りわずかです。この岩屋までの道中は景色も最高でした(写真⑩~⑪)が、結 構アップダウンが激しく、普段運動していない身には相当応えました。


お陰様で何とか「岩屋洞窟」(写真⑫~⑭)の霊場巡りは無事完了したのですが、江ノ島の反対側まで 相当な道のりを上った後、急激な坂と階段を降りたため、真冬にも拘らず大汗をかいてしまいました。


そこで息も絶え絶えの状態で、救いの看板が出ているのを見つけました。(写真⑯)

江の島乗合船です。生き返った私は「やったー、これに乗って帰ろう!」と乗船場所まで行きましたが、何と到 着先は対岸の片瀬江ノ島駅です。乗ってきたバイクは江の島にあります。船を諦め、再度アップダウンの厳しい 階段の道を引き返しました。


それにしても江の島乗合船は最高の場所にありました。お年寄りが私のように元来た道を引き返すことにな れば心が折れる方も出てくると思います。


想定外の大汗でシャツはずぶ濡れです。しかも日が陰ってきました。極寒の中びしょ濡れのシャツを着たまま、 グリップヒーターとシートヒーターを全開にし、やっとのことで夜に家にたどり着くことが出来ました。


次からは行き当たりばったりは止めて、きっちりと準備をしてからツーリングに行くよう心掛けたいと思いました。

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