DNAは感情に敏感に反応する!

query_builder 2013/09/20
自己啓発編

私が癌の手術をしてから 7 年と 7 か月が経過しました。 お陰様で転移しやすいとい われている腎臓がんでしたが、今のところ再発は無く、慶應大学病院では 6 年間の経 過観察も終わり、昨年からは病院を卒業させていただいております。

一病息災という言葉がありますが、この腎臓がんが私の生き方を変えてくれました。 支えてくれる家族の存在が身に染みて分かったのもこの病気がきっかけでした。 い つしかこの癌に感謝の気持ちを持つことによって、いつの間にか癌であったことすら 忘れていました。 その後は病気になる人とならない人が何故いるのか等、仕事中や 日常生活の中で研究するようになりました。 同じような環境や生活習慣(運動・食 事・睡眠)であっても個人差があります。

私は、この個人差の原因は 「思考と性格」 にあると考えています。 ネガティブ感 情が病気に大きな影響を与えることは、私の経験からよく分かりました。 私の人生の 中で最も「毒」を吐いていた時期と癌になった時期が見事に重なっていたからです。

米カリフォルニア州のハート・マス研究所のグレッグ・ブレイドン氏によると、遺伝子 構造の中のアミノ酸には64個のコードが存在しているそうです。 しかしたった20個 しか活性化されていないそうです。 そして、そこには、ON,OFFにするモーションと よばれるスイッチがあり、感情によって、オンになるかオフになるか左右されるそうで す。 「恐れ」の波長は、長くゆっくりとした波長で、いくつかの遺伝子の部分にしか触 れないのに対して、「愛」の波長は、短く速い波長でより多くの遺伝子が活性化するコ ードに触れるそうです。 したがって人が、「恐れ」のエネルギーをもっていると、使え るはずの可能性を制限していることになるようです。

具体的には、人間の胎盤DNA(DNAの最も原初の形態)を 28 人の研究員にそれ ぞれ与え、DNAが研究員の感情にどのような反応をするかを調べた結果、研究員が 「愛・感謝・賞賛」 を感じるとき、DNAはそれに反応して弛緩し、そのらせん構造を解 いてより長くなり、「怒り・恐れ・葛藤・ストレス」 を感じるとき、DNAは固く引き締まっ て短くなったうえ、そのコードの多くがスイッチオフ状態になったそうです。 さらにHI V陽性患者に行われた実験では、「喜び・愛・感謝」 の感情を持つ被験者の場合、そ のような感情を持たない被験者と比較して、最大で 30 万倍もの抵抗力を生むことが 発見されました。


上記を知るようになってからは、私のコンサルティング・スタイルは大きく変わりまし た。 ご相談いただくお客様の多くは社内に様々な負のエネルギーを抱えて苦しんで いらっしゃいます。 その原因の多くはお互い(労使間)の理解の不足(無知)による感 情の乱れのようです。 その感情の乱れたエネルギーを放置したまま、対症療法とし て規程類の改定や評価制度、賃金制度、経営計画を作成しても問題の根本解決にはなりません。

今、世の中は愛されたい、満たされたい人々で充満しております。 そのような人は 目を凝らして周囲をよく見ることです。 実は“愛”や“信頼”や“尊敬”や“感謝” は目 の前を気づかずにスルーしているだけなのです。 “愛”や“信頼”や“尊敬”や“感謝”の関係に疎遠となってしまったお客様においては、 「社員マンパワー向上研修」、「社内コミュニケーション研修」、「社員力向上研修」、 「管理職パワーアップ研修」、「社員感謝力向上研修」等を、ご縁をいただいた早い段 階で実施しております。 上記の研修にご興味のある方は、是非お声掛けください。 ブレインをサプライさせて いただきます。

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