足ることを知る!(感謝しているから幸せ)

query_builder 2012/01/20
自己啓発編

先月号でブータン国王のことについて触れましたが、ブータン国民は GNH (国民総幸 福度)で 9 割以上が幸せと回答しました。日本での同様の調査結果では 55.9%であっ たようです。多くのことを知ることは周囲との比較をしてしまい、不足感を覚えるように なるようです。


昨年 10 月にお亡くなりになられた旅行作家の小林正観さんの著書によく見られる、 「競う心・比べる心・争う心(き・く・あ)」は 幸福度で見た場合はマイナスに作用するよ うです。一方で、経済を活性化させ、国を富ませるためには競争原理は重要な要素 です。 この矛盾は何とも悩ましい問題です。 私が経営者の皆さんにお願いしたいこ とは、社員の人数の3倍の人(家族を含む)の生活が、社長の両肩にかかっていること を認識し、敢えてこの矛盾に立ち向かっていただきたいということです。 また社員さ んたちは、「競う心・比べる心・争う心(き・く・あ)」の心を抑え、“足ることを知る”生き 方を実践していただきたいと考えます。


不足するものをあげつらって嘆くよりも満たされていることを数え上げるほうが遥か に幸せだと思います。 何が不足しているから不幸せ ではなく、何が出来て幸 せ の方が豊かな人生を送れると思います。


一病息災ということばがありますが、私も6年前に癌と出会うまでは、自分に不足する ものばかりあげつらっては嘆いていたような気がします。 最近では病気によって気づ いたことがたくさんあり、自分の人生にとってはむしろ病気は必然であったと思えるよ うになってきました。


ビジネスの世界でも 「感謝の気持ち」を強く持つ人は、そうでない人と比べて2つの 大きなメリットを持っているようです。 まず 1 つ目は「周りからの協力を得やすい」 ということです。ビジネスの場面では自分 1 人で実現できる範囲は限られており、いか に同僚、先輩、取引先、お客様からサポートしてもらうことができるか が成果を大きく 左右します。 「感謝の気持ち」を持つ人は、日頃の態度や発言において必ずその気 持ちが表れます。すると周りの人がその人に「協力してあげたい」という気持ちが働き、 成果に結びつきやすい状況が生まれてきます。 2つ目は、「勝ちパターンを自分 自身で演出できる」 ということです。 「感謝の気持ち」を持つ人は「自分に関わる 周囲の存在を強く理解している人」であり、利他的な人です。 自分の状況をより客観的に見ることができる人でもあります。そして「周囲の協力がどのように作用して、自 分が結果を出せたのかが分かっている」ということです。


“人は幸せだから感謝するのではありません。感謝しているから幸せなのです”

NEW

  • 大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉝

    query_builder 2022/06/10
  • そこに愛は在るんか?❷

    query_builder 2022/06/10
  • 国民の幸福な老後の実現とは!?

    query_builder 2022/05/10
  • プーチン政権の衰退からみる、我が国の在り方とは?!

    query_builder 2022/05/10
  • ”パワーハラスメント”外部相談窓口の設置はお済ですか?

    query_builder 2022/04/08

CATEGORY

ARCHIVE